[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
同人・女性向け・BL等を理解いただける方のみどうぞ。それ以外の方はお逃げください。
現実の全てと無関係。誹謗中傷賛美の意図無し。閲覧は自己責任で。苦情等は受け付けません。
オンライン型ブックマークや無断転載はやめてください。
* railway *
+SS
commit a double suicide in tapid water
+SSS
mementmori // eternal // disguise // lastblue // identity
closeworld // 1001 // sunlight // sin // unconditional
0315 //
* country *
+SS
確かに恋をしていました
ちりゆくはさだめ
燻る残響のその先で
雪色不協和音
通り一辺倒の言葉と温度はもう効かない
一夜の祝福は円舞曲と共に
紺青に哀悼(女普)
ある朝のささやかな幸せの話。
その青は死んだ
+SSS
それは優しさであり、 // 世界への帰還
ロシアの家は無駄に広い。割り当てられた部屋で仕事をしながら過ごす中、今までの生活の中では無かったぼんやりと外を眺めている時間が増えた。窓辺に立って見つめる空は冬場特有の重い色をしている。
「西の空は明るい?」
「っ」
突然の背後からの声に反射的に振り返る。この時間が増えた事に気づいたのは、その度にこの男が気配無くやってくるからだ。
もっとも、気配が無いというのは正確ではなく、俺が(俺達東側に取り込まれた国が)ロシアの気配を警戒出来なくなった、というのが正しいようだが。どちらにしても大問題で、ふと気が付いたらロシアが背後にいたなんてことが多々ありすぎて正直疲れている。疲れている理由はそれだけでは無いが。
「別に普通だぜ?」
ロシアに向けていた視線を外に戻す。西の空が明るいかなどわかりはしない、ドイツにいるならともかくここはロシアなのだから。他の国は定期的に自国に帰っているようだが、どうにも俺だけは駄目らしい。ふざけんなと理由を聞いたら、だって君は優等生だからね、と言われ、これ以上の反論は認めないという無言の圧力。圧力に屈するのはしゃくだったが、抵抗はロシアの加虐趣味を煽るだけだと流石に学んだし、こうも弱体化してしまえば正直やばい。そもそも体格差からして万全な体調でなければギリギリなのだ。自分で自分の首を絞めるのだけは避けたい。
昔の俺だったらもう少しまともな抵抗が出来ただろうか。ドイツが成長するにつれ明らかに自分が脆くなってることは気付いていた。が、それでもそれを願ったのは自分だし、後悔はない。あぁ、ドイツ、我が弟。この繋がった空の下、お前の無事と健康を祈っている。
「ねぇ、プロイセンくん」
「なんだよ」
ふと考え事をしていればロシアはすぐ後ろにいた。これだから気配が分からないのは困るんだ。距離を詰められたことに気づけない。窓硝子に映ったロシアは酷く寂しそうな顔をしている。まぁ俺も似たようなものだが。
「ねぇ、こっち向いて」
甘い響きなのにとんでもない拘束力を持つ言葉。
完全に振り返ったところで抱きしめられる。あぁ暖かいな。右肩に押し付けられた頭、柔らかな猫っ毛が首にあたってくすぐったい。ただ突っ立ているだけの自分。背中に回された両腕で閉じ込められている様だとどこか冷静な頭で考える。
「好き、好き、好き」
耳元で繰り返される言葉。ぎゅ、と強くなる抱擁。寂しいよと言葉無く訴えられて心が揺らぐ。俺は知っているのだ、この孤独と寂しさを。今にも縋り付いてしまいそうな両腕を心の中で叱咤する。
「大好き」
その声が、目が、動作が、拒みきれなくなったのはいつからだっただろう。最初は触れようとする手すら叩き落としていたはずなのに。あぁ、そうだ。思いだした。俺は途中で気づいてしまったのだ、ロシアに昔の弟を重ねてしまっていることに。
閉じ込められた腕の中、身動き一つとらない俺。ロシアは右肩に伏せていた頭をあげて俺の顔を覗き込む。
「だいすきだよ、プロイセンくん」
その紫の優しさの裏に何も無いわけがないと分かっている。けれど、それでも。縋りつきたいと思うくらいにはこの男に絆されてる。あぁ、くっそ。もう戻れるか戻れないかギリギリだという自覚はある。それ以上に戻らなくてもいいかと思っている自分がいることも気付いている。
「ねぇ、ぼくを見て」
-注ぎ込まれたのは甘い毒。その優しさに溺れる。
頑張った結果どう考えても露→←普になった件。ごめんよ、友人。
最近文字を書いてなかったのでとんでもない駄作だという自覚はある。リハビリしなきゃ。
目の色の話を入れ損ねたのと、独→←普要素が少ないのが反省点。そのうち書き直したい。
とりあえず、鉄は熱いうちに打たないとねという一心で上げてみた。
まぁ、端的に言うと休止した途端、黒.子.の.バ.ス.ケに落ちました。本命ジャンルあるし、元々興味はあんまり無かったのに。おかしいなぁー。
流れ的には、皆が知ってるからアニメを見る→あれ?意外と面白い?→やっべ!これ超良いじゃん!→1日で放送分全話見る、っていう。
黄瀬くん可愛い!、からの、海常ぉぉぉぉぉおおおおお!!です、えぇ。
海常が好きすぎて、辛い。
サイト巡りしてて、桐青(振り)を一緒に扱ってる方が多くてびっくり。と、同時になら仕方ないよね!という開き直り。似てるんだよ、桐青と海常。
新設校に初っ端で負ける強豪校なとこも、エースがメンタル弱いとこも、キャプテンのリーダーシップが凄いとこも。あと、1回戦負けに明らかにトラウマがあるところも。
ついでにいえば、アニメの制服は灰色なので、そこも一緒。ネクタイ黄色だったら爆笑。制服並べたい。
まぁ、それだけ似てれば、次の誠凛VS海常は結果が見えてるわけですがね。それでも展開が楽しみ。出来るなら納得が出来る負け方でありますように。
とりあえず、コミックス買ったら海常周辺を好き勝手捏造したいです。いつになったら買えるかな・・・。
つーか、新刊表紙やばくて思わず表紙買いしそうになりましたね。でも明日買いに行くかも←
そして、今日は桐皇VS海常開始でしたねー。海常の白ユニやばいっすねー。つーか、やっぱりキャラ濃いー。来週楽しみだなー。25話予定で、今22話。22・23・24が桐皇VS海常だとしたら、3週間位全力で楽しめそうですねー。おそらく本誌もこれから誠凛VS海常なわけで。うーん、久々の大手ジャンルだけにエンジョイしとかなきゃ損だわ、これは。
とりあえず、ゼミ合宿も終わったので少し休憩、かなー。
この頃はただ純粋にアーサーのヴァイオリンが、その音が好きで、隙をみては弾いて弾いてとせがんだ。アーサーはアーサーで俺は唯一ヴァイオリンを楽しんで披露出来る相手だったんだと思う。神童として華々しくデビューして、両親兄弟からの悪意にすら近いプレッシャーに押し潰されそうな時期だったらしい(って菊は言ってた)から、周りからの評価も視線も何も気にしなくていい自由な演奏を出来たのは俺の前だけだったってことだ。そんな音を聴いていてしまった。それが良いことだったのか悪いことだったのかは正直分からない。俺は白黒はっきりしたいタイプなはずなのにね。
アーサーに憧れてヴァイオリンを始めたのはそれからすぐだ。始めた年齢としては決して遅い訳じゃない。けれど、俺はすぐ壁にぶつかった。
音が違う。
俺が弾きたいのはこんな音じゃない。聞き慣れたあの音に辿り着けない。そして今でもそれは俺を悩ませる。生きた音。その生々しいまでの響きと躍動感。アーサーによって奏でられたその音が耳にこびりついて剥がれない。
「だから俺はヴァイオリンを弾いてると苦しい」
それでも俺は音楽から、この楽器からは離れられないんだ。
朝。誰もいない客席と誰もいないステージの上で一心不乱に音だけを追う。相棒のヴァイオリンで理想の音へ近づいていく。曲目は午後からの定演で演奏する第九。うちは四年に一度第九を演奏するのが習慣で、この大学に入って三年目にしてようやく回ってきたのだ。音響の良いステージはやはり違って、普段の練習も良いが、たまにステージのこの響きを感じたくなる。最終楽章まで一気に弾き切ってヴァイオリンを降ろすと、軽やかな拍手がひとつ。
「お早いですね、アーサーさん」
「おまえもな、菊」
いつの間にか客席の一番奥にオーボエの菊が来ていた。俺が演奏に夢中になっていた点を考慮しても、こいつの気配無さは異常だろう。急に現れるのには未だに慣れない。
「いつからいたんだ?」
「最初から」
「………」
「冗談です。最終楽章あたりからですよ」
全く気づかなかった。聴かせるつもりでない音を聞かれるのは少し恥ずかしい。しかし珍しい。俺は演奏会の日は早く来ることをジンクスみたいにしてるからこの時間からいるが、菊は来る早い方だがここまで早い時間帯には来ないはずだ。
「流石ですね」
思わず聴き入ってしまいました、そう言う彼は客席からゆっくりこちらへ向かってくる。どうやら楽屋に寄らずにここへ来たようで荷物を持ったままだ。ステージ端の階段を登って音一つ無く自分の場所へ。ちなみに俺も自分の指揮者台横の指定席にいる。
菊と話すのは久しぶりだ。ここ最近は弦楽器の連中(特にアル。昨日のゲネプロでも温度変化のせいで弦が外れて一騒動だった)と一緒にいることが多く、専攻も違うので授業でも会うことは無かった。丁寧に組み立てられていく楽器を眺めつつ考える。最後に話したのはいつだっただろうかと。そして気付いた。
「菊」
「はい」
「すまない」
「…どうかしましたか?」
「いや、ここ最近全然話していなかったなぁと…」
「あ、気づかれましたか。でも大丈夫ですよ」
「?」
「私も今朝気付いたんです。お互い様ですよ」
「…そうか」
まぁ、お互い定演の事で頭が一杯だったということだろう。なんといっても一大行事なわけだしな。弦が弦で練習していたように管は管で練習があったわけだろうし。ん?今朝気付いた…、ということは。
「なぁ、菊」
「はい」
「今日は、随分早いんだな」
「そうですね」
あぁ、やっぱり。声こそ普通だが楽器を組み立てる指が微かに震えたのを俺は見逃さなかった。菊は最近俺と話してない事に今朝気付いて、そして俺が朝早く来てることを知ってる。つまり。
「菊。明日、どこか行こう?」
「…、美術館が良いです」
行きたい展覧会があるんです、と嬉しそうに笑った。なら決定だ。楽しみだな。話すのが久々なら、二人きりで出掛けるのも久々だ。
楽器を組み上げた菊が、リードを水から出して軽く吹く。特有の音が鳴って、それを差し込んだらオーボエは完成だ。
「音合わせします?」
「だな。頼む」
まだまだ皆が来るまで時間がある。明日の前に今二人で音楽を楽しむのも悪くない。聞こえてきたAの音は正確で美しく、それを頼りに先ほど弾いている間に多少ズレてしまったのを調整する。ネジを閉めて緩めて、弓で弾いて、手元で微調整。ぴたりと合ったところで他の音も合わせていく。
明日の事よりもまずは今日の演奏会。お互い思いは一緒のようで、直ぐに譜面と向き合って俺達は音を奏でた。
